面接に限らず入試の当日は受験ファッションに身を包んだ親子が集合するため、お子さんはいつもと違う雰囲気を感じ取り不安になります。したがってその不安を和らげる努力が必要です。
●他流試合
ひとつには普段通っていない幼児教室の模擬試験や模擬面接を受けることです。慣れ親しんだ教室ではなく、初めて会う先生やお友達の中で試験を受けてみる「他流試合」を取り入れます。
また、下ろしたての服を当日に着るのではなく何度か袖を通して慣れておくのもいいでしょう。ただでさえ親の緊張を感じ取るものですから、できるだけ笑顔でいつも通り家を出られるようにします。
●時間の余裕
時間は途中で交通機関の事故があっても大丈夫なだけの余裕をもって家を出ます。会場まで複数のルートを調べておきましょう。
●質問への準備
「良く聞かれる質問」については、その場で言葉が詰まることのない程度には準備しますが、あまり流ちょうに答えすぎても好感は持たれません。訥々とでもご自分の言葉で語られた方が印象に残るものです。
●話し過ぎは禁物
話し好きな方は逆に要注意です。質問には簡潔に答えて長々語ることのないようにしましょう。また、自分のことばかりに気をとられてお子さんや配偶者への質問を聞き逃してしまわないように気をつけます。「お子さんはこう言っておられますが、お父様はどうお考えですか?」とふられて汗をかくことにならないようにしましょう。
●願書との矛盾
願書に記入した内容と矛盾した答えをしないために、願書の下書きに目を通しておきましょう。特にお父さんにお願いしたい項目です。
●アクセントとイントネーション
また不自然な語尾上げ(「~ですからぁ↑」)や外来語の平板なアクセントも面接官の年代の方には好感を持たれないと思われるので気をつけたいポイントです。
●退屈させない工夫
待っている間にお子さんが退屈しないような工夫も必要です。
絵本
折り紙
あやとり
など一人で静かに遊べるもので教育的な香りのするものはOKです。人形やぬいぐるみは避けた方が無難です。玩具やゲームは不適当です。
●携帯電話に注意
また見落としがちなのが携帯電話です。マナーモードにするのは当然ですし、待合室が非常に静かな場合(大抵はそう)にバイブ音ですら目立つことがあります。無音にするか電源を切っておきましょう。
面接や行動観察ではベテランの先生方には、言葉の端々や仕草などから家体での普段の様子を汲み取られてしまいます。家庭内で平常から言葉遣いや態度に注意しておくことが肝要です。
出典: All About
子どもは、模擬テストを含め他流試合が絶対に必要です。
当日は、状況も場所もお教室とは全く違います。
私たちは、出来る限り違う、いろいろなお教室のオープンテストを受けるようにしていました。
お教室によって、内容も癖がありますし、方法も違います。
子どもにとっては、毎回違うので非常に難しいことだと思いますが、うちの子はどんどん強くなっていくのが、目に見えて感じ取れました。
入試が近づいてくると、学校別のそっくり模試がいろいろな教室で行われるのですが、
このころには、志望校も絞られてきているので、どこで受けてもメンバーが、だいたい同じでした。
子ども同士も顔見知りになってくるので「どうなんだろう?」と思ったこともありましたが
逆に、競争心が芽生えて良い刺激になったようです。
保護者も一度だけ模擬面接を受けました。
結果ですが、思っている以上に緊張しましたし、読み込んでいたつもりですが、話している途中で真っ白になり、練習を重ねたはずでしたが、言葉がなかなか出てこないこともあありました。
経験上ですが、保護者も必ず1度は模擬面接を受けて欲しいと思います。
たった1回でも、自分を見つめなおす良い機会でしたし、本番への課題がはっきりとわかりました。